こんにちは。てっぺいです。今回は新型コロナウイルス感染症による小学校休業等対応助成について記事にしたいと思います。この記事を書いているのは2021年10月22日であり、コロナウイルスの感染がびっくりするぐらい収まっているタイミングです。つい先月までは緊急事態宣言が出ていたとは思えない沖縄です。
そんな遠い昔のように感じてしまう8月9月は緊急事態宣言により幼稚園や小学校が臨時休業となり、お子様をかかえる職員の欠席が目立ったのではないでしょうか。今回ご紹介する助成金はそんな企業さんが使用できるものとなっています。
- 本助成金の概要
- 注意点
- 申請の流れ
①本助成金の概要
こちらリーフレットからの抜粋です。
要は、「小学校や幼稚園が臨時休業となって子供を家で見なければならない・・・仕方なく有給を使って休んだ・・・」そんな職員がいる企業さんへ、従業員へ払った有給分を国が補助しますよ!というなんともありがたい助成金なのです。しかも、全額です(*上限13500円)。これはゲットしに行くしかありませんよ。ということで次のパートで請求までの流れを確認しましょう。
なお、お子様がコロナウイルスに感染し、その世話をするために仕事を休んだ場合、その全期間が対象になります。
②注意点
上記「有給分を付与しますよ!」ということなんですが、この有給は年次有給休暇ではダメですので注意してください。つまり、年次有給休暇を事後的に特別有給休暇に変更して、該当社員へ有給を戻す作業が必要になってきます。
②申請の流れ
1、まずは全従業員に臨時休業があったかどうかを確認しましょう。
2、その臨時休業期間に有給を取っていないかを1人1人調べていきます。
3、該当する職員がいた場合は、申請書を作成していきましょう。書類はこちらにあります。
- 支給申請書(様式第一号)
- 有給休暇取得確認書(様式第二号)
- 出勤簿やタイムカード
- 賃金台帳
- 労働契約書
- 小学校等の臨時休業が分かる書類
- 助成金の振込口座が分かる書類(通帳のコピー)
4、書類が完成したら郵送しましょう。
本社等の所在地を管轄する都道府県労働局雇用環境・均等部(室)宛てに郵送!
5、終了
以上です。なお、この小学校休業に関する助成金に関しては1人5万円もらえるこちらの助成金もありますので、どちらにするか?それとも申請しないか?は各会社さんでジャッジしてみてください。
その他、介護事業所さんにオススメな助成金はこちらの記事にまとめていますので、ご興味ある方はご覧ください↓