デイサービス開業−僕が銀行や公庫から借入した方法−

こんにちは、てっぺいです。今回はデイサービスをやりたいな!と思っている人が頭を抱える『借入(資金調達)』について記事にしたいと思います。こうやれば間違いなく借入できますよ!なんてことは言えませんが、僕は以下の方法で実際に資金を調達をしました。今回は2000万円の調達目標に対して、ジャスト2000万円を調達。これから起業する人にとって参考となる記事になれば嬉しい限りです。

では、スタート!

内容
  1. デイサービス開業時の借入先は銀行と公庫
  2. 銀行へ提出した書類とは?
  3. 借入(資金調達)する上で大切なこと。
  4. おまけ

①デイサービス開業時の借入先は銀行と公庫

僕が借入した相手はこの二つ。

「鹿児島銀行=1300万円」と「日本政策金融公庫=700万円」

起業する際、まずは公庫へ相談に行くというのが一般的かもしれませんが、僕の場合、鹿児島銀行に友人が勤務していたので、「出店場所近くの支店で優秀な人を紹介して!」と伝えて、面談をセッティングしてもらいました。鹿児島銀行と数回の面談後、保証協会の担当者と面談(創業したばかりの会社なのでプロパー融資は無理なので)。

プロパー融資とは、「銀行が行う融資で、信用保証協会を通さず、直接借入人と銀行が契約を交わしてお金を借りる融資」のことです。メリットは保証料が必要ないこと。今回、鹿児島銀行から1300万円借入しましたが、保証協会に90万円近く払いました。この支払いがなくなるんですから最高ですよね。ただし、創業まもない会社は信用がないのでプロパーはほぼ無理だと思います。ですので、まずは保証協会が必要のない公庫から借入する方がいいんでしょうね。

その後、保証協会が2000万円は保証できないとのことで、不足分を公庫から借りるべく、鹿児島銀行から公庫へ話をしていただきました。この流れでとても良かったことは、鹿児島銀行の担当者が僕に代わって公庫と交渉してくれたこと。必要資料は鹿児島銀行の方が用意してくれましたし、公庫とは一度面談をしただけですぐにOKが出ました。もう少し細かな日時は下記を参照ください。

・鹿児島銀行との面談を4回行ったのち、8月10日に融資実行。面談日は2020年2月15日、3月1日、4月16日、6月7日。*鹿児島銀行さんとはメールや電話で細かなやりとりを日々やっていました。

・保証協会との面談日2021年6月15日。1回のみ。

・公庫との面談日2021年7月5日→融資実行8月12日。面談は1回のみ。

こうやってみると、初接触から実行まで半年ぐらいかかっていますが、今回の場合、物件の選定に苦労して、最終的に出店場所を決定したのが6月1日。それまでは「この物件にしよう、いや、あの物件にしよう」と右往左往してたため銀行さんも動くに動けず。物件によって事業計画に変更が生じますので、もう少し早いタイミングで物件を決めることができれば実行も早まったのではないかと考えています。

②銀行へ提出した書類

・開業資金と設備資金明細書(見積書などの根拠資料も)
・事業計画書
・事業計画書に記載した売上の根拠資料
・競合調査報告書
・マーケット調査書
・集客方法に関する資料
・物件選定に関する資料

売上の根拠資料に関しては色々と突っ込まれました。銀行は銀行なりのデータを持っていますので、それが正しい前提で進みます。で、僕の提出する資料と異なってくるので、「なぜ違うのか?」というのを説明する必要があります。結果、担当者には理解してもらっても、銀行には医療介護の担当部署があったり、決済する上司がいたり・・・色々な人が絡んできますので、その辺の納得感を獲得するのは少々大変でした。

今回、銀行へ提出した資料を添付しようかとも思ったんですが、細かい情報等も入っているので掲載は控えさせていただきます。必要な方がいらっしゃればTwitter@teppei_bestlifeまでDMください。

③借入(資金調達)する上で大切なこと

今回、資金調達をしてみて、とても大切だなと思ったことは以下2つです。

・自己資金
・事業に対する想い

✔️自己資金

自己資金が大切だと思った理由は二つ。

一つは、事業に対する本気度を図る尺度の一つとなるから。今回、僕は700万円を用意して銀行との交渉にあたりましたが、この部分は資金を貸す側にとっては安心感があったのではないかと感じます。この日のために10年ぐらいかけて貯めてきたお金であることを説明したのを覚えています。もし自己資金100万円ぐらいだったとしたら、「事業計画はしっかりしているけど、本当に大丈夫か?」ってなってもおかしくなかったと思っています。

もう一つは、融資を受ける前にある程度まとまったお金が必要になるからです。例えば、店舗取得費。前述したように物件が決まらないと融資の話は進みません。そんな時に、自己資金が少なければ思い切った決断ができなかったかもしれないと感じています。今回、送迎車や内装会社への前金なども含めると、融資実行前に500万円ぐらいは使ったので、やはり自己資金はある程度必要だと思います。

このことから、何人かでお金をだしあって創業する場合は、そのお金の見せ方がとても大切なのではないかと感じましたので参考にしてください。

✔️事業に対する想い

お金も大切ですが、「想い」も大切だなと感じました。いや、「想い」の方が大切かもしれません。これを強く感じたのは保証協会との面談でした。面談冒頭は「保証できても1000万円ぐらいかな・・・」とのことだったのですが、最終的に1300万円まで保証してもらえました。これは1時間の面談予定に対して2時間近く話せるだけの「熱量・想い」が僕の中にあったからだと感じています。

他のデイサービスと比べてどう違うのか?なぜうまくいくのか?なぜ社会に必要なのか?必要とされるのか?などなど、どんな質問に対してもしっかりと答えることができたし、「なるほど!!!それは必要な事業ですね!」と担当者さんの気持ちを動かすだけのパワーがあったと自負しています。

結局、最後は人が人にお金を貸すわけなので、貸す側の担当者の気持ちを動かすだけのエネルギーが必要なんだと思うんですよね。それが不足しているなと感じる場合は、そこをサポートしてくれる人に手伝ってもらった方が資金調達はしやすくなると感じます。

④おまけ

今回、僕は鹿児島銀行さんから融資の交渉をスタートしましたが、その理由は鹿児島市の創業融資制度を使おうと思ってたからです(諸事情により使えませんでしたが・・・)。これを使えれば保証料の一部を鹿児島市が負担してもらえたのですが残念です。

日本政策金融公庫や各自治体で色々な融資制度がありますので、開業前にぜひその辺も調べてみることをお勧めします。


以上です。最後までお読みいただきましてありがとうございました。

*デイサービスを開業するまでの流れはこちらにまとめてあります。もしご興味があればこちらもご覧ください。

2件のコメント

いつも参考にさせて戴いでおります。
ありがとうございます。
ふと気づいたことですが、一番最初の「」内の鹿児島銀行からの金額が13000万…1億3千万になっています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。