介護事業を経営する上で介護福祉経営士という資格は役に立つのか?

こんにちは、てっぺい(@teppei_bestlife)です。

最近、こんな質問をされました。

「介護事業で独立することを目指しているので介護福祉経営士という資格を取ろかなって思ってるんですが、どうですか?」

僕は「必要ない」と回答しました。

が、正直な話、介護福祉経営士という資格を存在を知りませんでした。「おいおい!そんな奴が勝手なことを言うな!」という声も聞こえてきそうなので、今日は、「なぜ介護福祉経営士を取らなくても良いと思ったのか?」「そもそも介護福祉経営士って何?」「じゃあ、経営者になるためには何をすれば良いの?」ということを記事にしていこうと思います。

10年ほど前に異業種から介護業界へ飛び込み、デイサービス13店舗、自費リハビリ施設2店舗、訪問看護ステーション2店舗をつくってきましたので、将来、介護事業で独立したい人にとっては役に立つ情報がもしかしたら入っているかもしれません。ぜひ読んでいただけると嬉しいです。

それではスタート!

目次
  1. 介護福祉経営士を取得することで学べること
  2. 介護経営者になるためにはどの資格を取得すれば良いの?

①介護福祉経営士を取得することで学べること

介護福祉経営士は2013年に一般社団法人日本介護福祉経営人材教育協会という民間団体によって設立された資格だそうです。詳細に関しては当サイトをご覧いただければと思いますが、本資格を取得することで、介護福祉経営に関する法制度、財務会計、リスクマネジメント、コンプライアンス、人材育成など多岐にわたる知識を修得できるとのこと。

なるほど!悪くないかもしれません。

特に、介護福祉経営に関する法制度を学べるのはとても良いと感じました。介護事業というのは介護保険制度のもとで事業を展開していかなければなりません。ルールを知らないで野球やサッカーをできないのと一緒で、介護保険制度(ルール)を知ることは重要です。資格取得を通して、一通りのルールを頭に入れ事業へ参戦するというのはアリなような気がします。

「2000年に介護保険ができて以降、どのように制度が変遷していっているのか=介護保険の歴史」を知ることはとても重要だと思います。例えば、アウトカム加算が徐々に増えてきているということは成果(結果)が求められる時代になっているんだ!と解釈することができるし、総合事業ができたということは共助から自助・互助の流れが強くなるな!と予想することができます。生き残る企業はで環境に適応することができた企業です。2030年、2040年にかけてどういう時代になっていくのか?を考えながら企業経営を行なっていきましょう。

そのほかにも学べることは沢山あるようですが、費用対効果がどうなのかは疑問が残ります。僕自身が独学でやってきたタイプなので、経営しながらでも身につくような気もしています。ですので、タイトルにある介護経営者にとって必要な資格かどうかを聞かれると「必要ない」となりますかね。実際に介護福祉経営士を取得され介護事業を経営されている人の話を聞いた方がいいと思って探してみたんですが、僕の周りの経営者でこの資格を取得している人はいませんでした。

ということで、介護福祉経営士という資格を通して基本的なことを学ぶことは大切だけど、その時間があるのであればもっとやるべきことがあるんじゃないか?というのが個人的な感想です。

②介護経営者になるためにはどの資格を取得すれば良いの?

では、何をすれば良いのか?

この答えに関しては「介護経営者になりたい人がデイサービスを開業する前にやっておくべきこと5選」という記事にまとめていますので、ぜひそちらを併せてご覧いただければと思います。

では、どんな資格をとるべきですか?という質問に対してですが、一番のおすすめは「看護師」。この資格は本当に最強です。これは時間かけてでも取る価値があります。長い目で見た時に。僕ももし起業前に戻れるとしたら看護師資格を取りに行くと思います。

理由はいくつかありますが・・・企業経営にとって大切なことの一つに人員基準があります。デイサービスをオープンしたり加算を取得するためには機能訓練指導員や看護職員を一定数、揃えなければなりません。訪問看護を立ち上げようと思ったら看護師が3人必要です。看護師はデイサービスの機能訓練指導員にもなれるんですよ。そんな資格、他にはありません。そういう観点で経営者自身が看護師資格を保有していることはとても有利に働きます。デイサービスや訪問看護以外にも訪問入浴などなど看護師を必要としている業態はたくさんありますからね。看護学校に通って看護師の仲間とのネットワークを強化しておくと数年後にとんでもない資産となっていること間違いなしです。

とはいえ、今から看護師は・・・という人もいると思います。そんな方にお勧めしたいのは「介護福祉士実務者研修→介護福祉士取得」です。介護福祉士も国家資格なのでデイサービスを経営するためには必要な人員。看護師の理由と同じで、この資格を経営者がもっている価値は非常にあります。

また、これからの時代、介護人材が不足することは間違いないので、取得しておくことに損はありません。僕も欲しい資格です。

介護人材の必要数

資格取得に関しても看護師ほどハードルは高くないと思いますので、ぜひ検討してみて下さい。介護福祉士の取得方法に関してはこちらの記事にまとめてあります。


以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。Twitterでは介護・リハビリ・経営ネタを発信しています。ぜひフォローよろしくお願いします。

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