こんにちは、てっぺい(@teppei_bestlife)です。
突然ですが、明日、実地指導の案内がポストに届いていたらどうしますか?
めちゃくちゃ焦りますよね。「終わった・・・」と空を見上げ、無かったことにできないか考えます。そして、魔の準備期間へ・・・。
僕は介護業界に入って9年目になりますが、いまだに慣れません。デイサービスを12店舗やっているので、結構な頻度で実地指導がくるんですが、その度にメンタルがやられます。ここ最近はコロナの影響で指導自体が少なくなってきましたが、コロナが落ち着けば・・・その反動でえげつない数の実地指導がくるのではないかとヒヤヒヤしています。
でもちょっと待ってください。なんでヒヤヒヤする必要があるんでしょうか?
そうです。日頃からしっかりと運営をしておけば何の問題もないんです。
ということで、今日は、急に実地指導の案内が届いたとしても焦らないために、デイサービス職員がやるべきことを記事にまとめてみたいと思います。
※ちなみ実地指導は怖いものだ!と思っている方は先にこちらの記事を読んでから戻ってきてください。
では、スタート!
- (実地指導に向けて)定期的にやっておくべきこと
- まとめ
①(実地指導に向けて)定期的にやっておくべきこと
結論からお伝えすると、「自己点検表と各種加算の自己点検シートを用いて、月に一度、事業所をチェックする」です。
通常、実地指導の事前通知は実施日の1ヶ月前ぐらいに届きます。その際、実施日2週間ぐらい前までに提出が求められる書類の中に自己点検表と各種加算の自己点検シートがあります。つまり、実地指導の通知が届いてから一番初めにやらなければならないことが自己点検表と自己点検シートの作成&提出になってきます。ですので、これはいつでも提出できるようにしておきましょう!というのが僕の考え方です。
加えて、当日も点検表と点検シートに沿って書類を確認していきますので、これらに書かれていることをクリアできていれば、大きな指導をもらうことはありません。
要は、介護事業所を運営する上で最低限これは守ってねというルール(=自己点検表+自己点検シート)が書かれているので日頃からチェックしていきましょうね!ということです。
ここで疑問になるのが、この自己点検表と自己点検シートはどこにあるの?ということなんですが、これは各自治体のホームページから入手できます。
例えば、「沖縄 自己点検表」と検索すると、検索トップがこのサイト。https://www.pref.okinawa.jp/site/kodomo/korei/shido/documents/jitti.html
クリックすると、“実地指導における事前提出資料等について”とあって、下にスクロールしていくと、サービスごとの自己点検表がダウンロードできるようになっています。赤丸の部分。

那覇市のホームページはこんな感じです。

自治体によって掲載方法が異なりますので、ぜひご自身の自治体のホームページをチェックください。
では、次にどうやってチェックするの?ということも簡単に触れておきたいと思います。まずはエクセルファイルをダウンロード。下記は沖縄県のデータ。

左から
・点検項目
・確認事項
・点検結果
・備考
・根拠条文
・参照
・記入欄
となってます。確認事項の欄に書かれていることが実地指導で確認されますので、問題ないかどうかをチャックして、問題がなければ点検結果の「適」にチェックをいれます。何を基にチェックするかというと、基本的には「参照」の部分に書かれているものを利用します。ただし、事業所によって、別の方法で確認事項をチェックできることもありますので、それはそれで問題ありません。
これを毎月チェックをして、すべての点検結果の部分が「適」になっているかを確認していってください。適か不敵かの判断がつかない場合は、役所に聞くか、僕に聞いて下さいwww
よりレベルを上げたい方は、その根拠条文まで確認してみてください。ここまでいければ実地指導は怖くなくなります。
なお、各種加算を算定している場合は、該当加算の自己点検シートも同じようにチェックしていってほしいのでお忘れなく。
②まとめ
これだけやっておけば間違いないというものではありませんが、このチェックを定期的にやっておけば、実施指導の事前提出を楽に通過できると思います。ぜひ取り組んでみてください。
最後になりますが、実地指導は決してネガティブなものではなく、ありがたい場・成長する場」です。ともに学び世の中に素敵な事業所を増やしていきましょう。
●おまけ
実地指導対策として、僕が日頃お世話になっているのが小濱先生の本です。分かりやすく記載されているので、ぜひ確認してみてください。下記サイトにまとめています。